はじめての沖縄 という本

おきなべ

2018年12月05日 08:54

社会学者の岸政彦さんが書いた沖縄。
2018年5月発行
立命館大学教授で、沖縄、生活史、社会調査方法論を研究テーマにされてるそうだ。

はじめての沖縄というタイトルだが、沖縄の観光案内などはなく、自分がどう沖縄に向き合っていってるか、謙虚に悩みながら問いかけてる本だった。
20代の頃に、いわゆる沖縄病になり、やがて研究者になるうちに、はたと気がついた数々のこと。

普通の沖縄とは何だろう。
職業としての社会学者である自分が、沖縄を語るにはどんな表現をすればいいのだろう。
ナイチャーである自分の限界。

著者も葛藤しているようだ。


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